電子タバコと紙巻きタバコは蒸発と燃焼で違う
従来の紙巻たばこの煙というのは、タバコの葉を燃焼させることで煙を発生させています。また紙巻たばこなどで問題となっているヤニ汚れなどは、煙草の葉を燃焼させる過程で発生するタールが原因となっています。喫煙中はこの燃焼状態のタバコを保持する必要があるため、むき出しの燃焼部分でやけどをするなどのリスクも問題となることが多いです。電子タバコでは紙巻たばこのように喫煙できますが、電子タバコではリキッドと呼ばれるフレーバーの薬液を、中にある電熱部分で蒸発させて煙に変えて喫煙する形になります。燃焼という工程がなく、煙草の葉も使っていないのでタールが発生しないため、ヤニによる黄ばみや匂いのこびりつきといった問題が起きないのは大きな違いと言えるでしょう。
電子タバコのリキッドはいくらかかる?
紙巻たばこは本体そのものを燃やして消費していく形になりますが、電子タバコではリキッドを蒸発して消費していく形になります。つまり継続してコストが掛かるのは紙巻たばこでは本体全部、電子タバコではリキッドだけとなるのです。リキッドは0.1mlほどでタバコ1本分の喫煙が出来ると言われており、2mlでタバコ1箱分の喫煙が出来ることになります。リキッドは基本的には30ml単位で売られていることが多く、値段は2,000円前後が一般的です。リキッド30ml(タバコ15箱分)2,000円と比較すると、紙巻きタバコをざっくりと1箱500円で換算しても7,500円となり3倍もの値段の開きが出ることになります。ランニングコストの面では電子タバコの方が圧倒的に安く済むことは間違いないと言えるでしょう。
pod型vapeは他のタイプのvapeよりもバッテリーの容量が大きいので、一度により多くの水蒸気を出すことが出来ます。